袴ポートレート|XF35mmF2 R WR
先日、撮影の依頼をいただき、袴ポートレート撮影を行いました。
前回の記事に引きつづき、今回はXF35mmF2 R WRの作例をご紹介していきます。
作例:XF35mmF2 R WR
1枚目と3枚目が似ていることには、目をつぶっていただけると幸いです(笑)。
XF35mmF2 R WRは個人的にとても好きなレンズです。
何といってもAFが早く、ポートレートにおいてテンポよく撮影できるのが最大の強みだと思います。
しかしながら、今後発表が噂されているX-Pro3が、X-T3以上にAF性能が向上されていたらXF35mmF1.4 Rの購入を検討したいと考えています。
次回は、XF90mmF2 R LM WRの作例をご紹介したいと思います。
袴ポートレート|XF23mmF2 R WR
以前ポートレートのモデルをしていただいた方から撮影依頼をいただきました。
それは、学生最後の思い出として、袴姿を写真に残したいというものでした。
大切な節目の撮影に自分を選んでいただいて大変光栄であるのと同時に、喜んでもらえるような写真が撮れるかどうか不安でした。
袴でのポートレートは初めてでしたので、参考となる構図やポーズなどを調べました。
中でも参考にさせていただいたのは、京都さがの館さんのサイトでした。
写真付きの解説で大変わかりやすく、本当にありがたかったです。
今回使用した機材について
<カメラボディ>
FUJIFILM ミラーレス一眼 X-Pro2 ボディ X-Pro2
- 出版社/メーカー: 富士フイルム
- 発売日: 2016/03/03
- メディア: エレクトロニクス
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<レンズ>
FUJIFILM 単焦点広角レンズ XF23mmF2 R WR B ブラック
- 出版社/メーカー: 富士フイルム
- 発売日: 2016/10/06
- メディア: 付属品
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今回の撮影において、メインで使用したのはXF90mmF2 R LM WRでした。
やはり、XF90mmF2 R LM WRはポートレートで一番使いやすいレンズです。
使用したレンズごとに、記事を作成して作品を紹介していきたいと思います(今回の記事では、XF23mmF2 R WRで撮影した写真を紹介します)。
作例:XF23mmF2 R WR
個人的にあまり出番がないレンズですが、今回は室内での撮影に使用しました。
その理由は、被写体に威圧感を与えないほどコンパクトであり、またAFが静かで速く、さらに狭い室内での撮影において換算35mm相当という距離感が程よいということで選びました。
ご参考になれば幸いです。
次回は、XF35mmF2 R WRの作例をご紹介したいと思います。
ゆるレポ|CP+2019最終日<後編>
前編につづき、先日行ってきたCP+2019最終日のゆるいレポートを書いていきます。
驚愕のポートレート講座
FUJIFILMの隣がニッシンのブースで、ちょうど福島裕二氏の「MGの直射光で自由自在に撮る②【応用】後編」と題した講座が始まっていました。
内容は、シンガーソングライターのミズハシアヤカさんをモデルに、ストロボを使用した実践的なライブ撮影でした。
福島氏は、以前XICOで(いい意味で)わけのわからない記事を読んで以来、気になっていた写真家です。
上記の記事を読んで、写真家というよりも宗教家のような怪しい人物像を描いていたのですが(失礼)、実際は全くそんなことはなく、大変明るくユーモアにあふれた方でした。
講座の内容の詳細については割愛しますが、ストロボの前に三角コーナーやフライ返しをかざして、縦に伸びる影を活かした「エモい」写真を撮影するなど、想像をはるかに超えた内容に驚嘆するのと同時に、大変勉強になりました。
著名な写真家の撮影現場の一端を知ることができるのも、CP+ならではの醍醐味です。
御苗場2019で撃沈する
最後は、大桟橋ホールで開催されている「御苗場2019」に行ってきました。
パシフィコ横浜から無料シャトルバスが出ており、15分くらい揺られて会場につきました。
「御苗場」とは、日本最大級の参加型写真展で、さまざまなつながりを生み出す場です。
非常にレベルの高い作品が展示されており、感動と刺激をもらえます。
参考までに、今回の受賞作品が発表されておりますので、リンクを貼っておきます。
こうしたすばらしい作品群を鑑賞しているうちに、だんだんと自分の写真は無力なんじゃないかと思い至り、呆然としてしまいました。
僕は写真で何も残していないんだと。
その事実に打ちのめされ、僕は会場を後にしてCP+に別れを告げました。
※掲載写真はすべてX-Pro2とXF16mmF1.4 R WRで撮影
FUJIFILM ミラーレス一眼 X-Pro2 ボディ X-Pro2
- 出版社/メーカー: 富士フイルム
- 発売日: 2016/03/03
- メディア: エレクトロニクス
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ゆるレポ|CP+2019最終日<前編>
一番の目当てはGRⅢ
個人的には3度目となるCP+です。
今回、最終日のみ行ってきたのですが、この日はあいにくの雨でした。
毎回CP+に行こうとすると、必ずと言っていいほど天候に恵まれたことがありません。
しかし、何としてもGRⅢを触ってみたかったので、冷たい雨に打たれつつ行ってきました。
※掲載写真はFUJIFILM X-Pro2とXF16mmF1.4 R WR(一部、GFX 50R)で撮影。
GRⅢと感動の対面
<GRⅢ(手前)と初代GR(奥:私物)>
触った瞬間、「ああ、これはもう買わないといけないやつだ」と感じました。
初代GRを使用しておりますが、何といっても一回りほどコンパクトになった上に、AFが格段に早くなっていました。
懸念していた露出補正の「+/-ボタン」が無くなり、「ADJレバー」に割り当てられたことについて、実際に触って操作しても特に不満はなかったです(あとは慣れかと思います)。
もう残る問題は、資金面の話ですね(笑)。
何とか今年中には手に入れたいです。
あと、嬉しいことにGRユーザー限定のステッカーをいただきました。
こういうちょっとしたグッズがもらえるのがCP+の醍醐味ですね。
GFX50R×GF110mmF2 R LM WRをトライ
GRⅢを触ってもう満足してしまいましたが、せっかくなのでFUJIFILMのブースにも行ってみました。
そこで、「GFX」シリーズのタッチ&トライコーナーにて、GFX 50RにGF110mmF2 R LM WRをつけてきれいなお姉さんを撮ってみました。
正直、中判カメラということで重いものだと思っていたのですが、思っていたよりも軽く、これなら一眼レフのフルサイズ機を持っているのとそう変わらないと感じました。
それと、被写界深度が笑ってしまうくらいとてつもなく浅いです。
何枚か撮ってみたのですが、ピントが合っているものが少なかったです(笑)。
ピントがあったときの写真は、これまた笑ってしまうくらい解像力が高いです。
これは風景にはいいですが、ポートレート撮影において使うのは勇気がいると思います。
ともあれ、気軽に撮ることができる中判カメラはすごくいいなと思いました。
<後編につづく>
RICOH デジタルカメラ GRIII APS-CサイズCMOSセンサー リコー GR3 15041
- 出版社/メーカー: リコー
- 発売日: 2019/03/15
- メディア: Camera
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京都コーヒー紀行|清水五条エリア
先日、京都を訪れました。
京都市はコーヒーの購入数量において全国1位(※)ということもあり、せっかくなのでおいしいコーヒー屋さんに行くことに決めました。
今回は京阪線をメインに移動するため、清水五条駅周辺エリアに絞り、以下の2店にお邪魔しました。
コーヒーの味がどうこうと批評できるほどの専門家ではないので、ここではあくまでのお店の紹介と個人的な感想を書いていきます。
(※)総務省統計局より
Dongreeコーヒースタンドと暮らしの道具店
清水五条から徒歩7分ほどの場所にあるお店です。
こちらでは、コーヒーと「暮らしの道具」を扱っています。
コーヒーは一杯ずつハンドドリップで丁寧に淹れられ、店内またはテイクアウトで楽しむことができます。
このお店の最大の特徴は、京都の5つの焙煎専門店のコーヒーを飲み比べることができ、それぞれの魅力を楽しめるというところです。
今回は、深煎りのドリップコーヒーをテイクアウトして、自宅で飲み比べをするために「五焙〜京都5焙煎職人のコーヒー豆セット〜」を購入しました。
店内はゆっくりとした時間が流れていて、テイクアウトで注文したことを少し後悔したほどでした。
次回は店内でゆっくりとコーヒーを楽しみたいです。
その後、淹れたてのコーヒーを手に清水五条エリアをスナップしました。
温かくおいしいコーヒーを片手にスナップするという何とも贅沢な時間を過ごすことができました。
市川屋珈琲
おいしいコーヒーを飲みながら写真を撮っていると、だんだんと小腹がすいてきました。
そこで次に向かったのが市川屋珈琲です。
市川屋珈琲は、清水五条から徒歩10分ほどの場所にあるお店です。
こちらのお店はおいしいコーヒーの他に、旬のフルーツを使ったフルーツサンドも楽しむことができます。
今回注文したときは、イチゴとグレープフルーツでした(撮影許可済み)。
コーヒーは市川屋ブレンドを選びました。
深みのあるすっきりとした味わいで、大変おいしかったです。
またフルーツサンドも絶品でして、使われている生クリームがさっぱりとしていて甘すぎないところがよかったです。
いやはや、ここでも贅沢な時間を過ごすことができました。
ご馳走さまでした。
最後に
半日という短い時間でしたが、大変満足することができました。
そしてもっと京都のコーヒー文化に触れてみたいと思いました。
次回、また京都を訪れる際は、おいしいコーヒーを求めていろいろ巡りたいです。
<撮影機材>
FUJIFILM ミラーレス一眼 X-Pro2 ボディ X-Pro2
- 出版社/メーカー: 富士フイルム
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カメラが写した80年前の中国|京大総合博物館特別展
「華北交通写真」に魅かれて
先日、京都に行ってきました。
その際に京都大学総合博物館を訪れ、特別展「カメラが写した80年前の中国-京都大学人文科学研究所所蔵 華北交通写真-」を鑑賞しました。
タイトルから、日中戦争の凄惨な写真をイメージされるかもしれませんが、今回の写真展はそうではありません。
戦時中、華北の交通インフラの整備を目的として設立された華北交通が広報用に撮った写真が展示され、当時を知ることができる貴重な風土、民俗、文物などを見ることができます。
現代の人々の様子を写すストリートスナップを撮っている自分にとって、大変興味深い内容でした。
軍からの検閲を逃れたストック・フォト
京大に保管されている華北交通による広報用のストック・フォトは、その数なんと3万5千点以上という膨大な量です。
それらは広報用のストック・フォトとして撮影されたものであり、当時公開されたものを除いて、軍からの検閲の規制の対象とはならなかったようです。
そのため、当時の華北を生きた人々の暮らしや土地の風景などがうかがえます。
まあでも、軍の検閲の対象とならなかったとはいえ、華北交通による広報用のストック・フォトですので、撮影者のバイアスがあったことは想像できなくはないです。
それでも、当時を知る貴重な記録であることは間違いないです。
カメラはただの「道具」である
展示されている写真を見て、撮影者は仕事として撮っているけれども、たぶん純粋にそして真剣に楽しみながら写真を撮っていたのではないかと感じました。
それはまるで、ジブリ映画「風立ちぬ」の主人公が純粋に飛行機への憧れから零戦を開発したように、彼らも無心でシャッターを切っていたのではないでしょうか。
それから、僕はつくづく「カメラはただの道具」であるということを再認識しました。
カメラは単なる道具に過ぎず、その道具から映し出された写真は記録であるけれども、撮影者の意思によって千変万化する物語である、と。
僕は、当時これらの写真を撮った撮影者たちが何を思い、何を感じてシャッターを切ったのか訊ねたくなりました。
特別展の詳細について
特別展の詳細については下記をご確認ください。
特に休館日などにはご注意ください。
なお、これらのストック・フォトは、華北交通アーカイブでもご覧いただけるようですので、興味のある方はぜひ。
<撮影機材>
FUJIFILM ミラーレス一眼 X-Pro2 ボディ X-Pro2
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- メディア: エレクトロニクス
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京都ストリートスナップ|XF16mmF1.4 R WR
Kyoto Monochrome
仕事の関係で京都へ。
この日は移動日だったので、午前中に到着した後にコーヒーを飲みながらストリートスナップをし、午後からは写真展を鑑賞しました。
写真はすべてXF16mmF1.4 R WRのみで撮りました。
一部トリミング加工しております。
なるべく観光地としての京都ではなく、リアルな京都を捉えたつもりです。
なので、どれも京都らしさはあまり感じられない写真になってしまいました(笑)。
<撮影機材>
FUJIFILM ミラーレス一眼 X-Pro2 ボディ X-Pro2
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- メディア: エレクトロニクス
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< 京都でコーヒー巡りをしてきた話>
<京大総合博物館の特別展で写真展を見てきた話>