これからの写真とか
2018年の写真活動について
今年はいろいろ自分にとっていい経験をさせていただいた年でした。
まず、多くのプロカメラマンが所属する写真家協会の会員になり、写真展に作品を出展しました。
とても勉強になったのと同時に、まだまだ自分の写真が小さいと感じて悔しい思いもしました。
あと、今年はポートレートを本格的に撮りはじめました。
まだまだ、自分がどう表現したいのか模索中・・・というか迷走しています(笑)。
少なくとも、「あ、どこかで見たやつと同じ」と思える作品は撮らないように心がけていくつもりです。
来年の抱負とか
来年も含め、これからの写真について考えると、いろいろと危機感を覚えます。
例えば、AIの存在です。
間違いなく今後、AIによって大半の写真は、他人が見ていいと思える写真に仕上げてくれるようになります。
実際に、画像編集ソフト「Luminar 3」は、ボタン一つでAIがプロ顔負けのレタッチを一瞬でやってのけてしまいます。
ですから、パッと見て「ああ、きれいな写真だな」で終わるような写真はあたりまえになってくるわけでありまして、今後は立ち止まって見てくれるような写真が求められてくると考えています。
その部分においては、いくらAIが発達しても及ぶことのできない領域でしょう。
そういうことを意識して、2019年も写真を撮りたいと思います。
来年もどうぞ、よろしくお願いいたします。
今週のお題「2019年の抱負」
第2弾ラインナップ発表|DOWNLOAD FESTIVAL JAPAN
ちょっと微妙なラインナップ
いつの間にか発表されておりました。
DOWNLOAD JAPAN 2019 待望の第2弾アーティスト発表! | Download Festival Japan
第2弾で発表されたアーティストは以下のとおりです。
- SUM41
- Amaranthe
- Like a Storm
- Man With a Mission
正直な感想としては、日本向けとしてバランスがとれているとは思うのですが、何か決定力に欠けるような(メタラーとして)微妙なラインナップだと感じました。
まあ、本国のDOWNLOAD FESTIVALはメタル以外にもパンクやロックバンドも出演していて、純粋なメタルフェスではありませんからね・・・。
しかし個人的には、Amarantheが来てくれるのが嬉しいですね。
Amarantheはいいですよ!おすすめです!
一番好きなのは2nd「The Nexus」です。
あとメタルじゃないですけど、SUM41って懐かし・・・と思って調べたら、サマソニ2017で来ていたんですね。
OZZYとSLAYERを見るために行きたい人は行くべき
すでにヘッドライナーがOZZYという時点で、もうOZZFESTでもいいんじゃないかという気がしています(笑)。
なので、OZZYとSLAYERが見たい方は行くべきだと思います。
でも正直に言えば、過去に数度LOUDPARKで勇姿を見てきた自分にとっては、もういいかなと思っています(失礼)。
ということで、第3弾でTOOLでも発表されない限り、今回は見送りたいと思います。
それよりも気になるのがKNOTFEST
ご存知のように、SLIPKNOTが4年ぶりに新曲を発表し、来年2019年6月には主催のKNOTFESTをHELLFESTと合体させる形で、KNOTFEST MEETS HELLFESTを開催します。
Knotfest Meets Hellfest - June 20, 2019 (Trailer)
恐らく、そのKNOTFESTが2019年以降に日本でも開催されるんじゃないかと予想しています。
ということで、今後はKNOTFESTの動向に注視して期待したいと思います。
あの有名写真家の作品がTシャツで手に入る|特別企画写真展GR T-snaps
昨日、リコーイメージングスクエア新宿で開催中の写真展 “GR T-snaps” に行きました。
とてもユニークな写真展だったので、記事にして紹介したいと思います。
GR T-snapsとは
このGR T-snapsは、著名な写真家27名によるGR写真展です。
ただし、通常の写真展とは違ってタイトルの “T” の意味するとおり、Tシャツに作品がプリントされた状態で展示されているというユニークな写真展です。
そして気に入った作品があれば、その場でプリントをお願いして買うことができるのです(税込3,780円)。
しかもTシャツの生地はBEAMSの “TOKYO CULTUART by BEAMS” のもので、とてもこだわりを感じます。
ちなみに参加されている写真家27名は以下のとおりです。
赤城耕一、安達ロベルト、阿部秀之、アミタマリ、石川直樹、伊藤之一、内田ユキオ、岡嶋和幸、大和田良、加納満、こばやしかをる、塩澤一洋、菅原一剛、鈴木光雄、田中長徳、tsukao、テラウチマサト、中井精也、中藤毅彦、藤井智弘、藤田一咲、前川貴行、水谷充、森山大道、山崎エリナ、湯沢英治、横木安良夫(敬称略・五十音順)
実際にTシャツをプリントして買ってみた
展示されている作品を見ると、どれもTシャツを意識されたすてきな作品ばかりでした。
迷った末に、尊敬する森山大道氏の作品を選んでプリントしていただきました。
プリントは会場内にあるプリンター(RICOH Ri 100)で行われます。
プリントされる時間は、混雑状況にもよりますがだいたい15分前後かかります。
プリンター(RICOH Ri 100)でプリントされていく様子はとても興味深いものでした。
まず、型にTシャツを入れます。
次に、Tシャツのシワを伸ばすためにプレスします。
プレスしたら、いよいよプリントです。
プリントは自動で2回に分けて行われます。
展示されている作品を見て、Tシャツの上にプリントされているのに随分ときれいに色が出ているなあと感心していたのですが、その秘密はこれだったようです。
最後に、また熱を加えて色をTシャツに定着させて完成です。
いやはや、森山氏の作品を税込3,780円で買えるなんて夢みたいです。
これはもう着れないですね(笑)。
家宝にしたいと思います。
Tシャツの在庫に限りがあるので入手は早めに
GRの公式ブログによると、Tシャツの在庫に限りがあるとのことですので、入手されたい方は是非お早めに行かれた方がいいと思います。
東京展は12月17日(月)までで、大阪展は来年2019年1月30日(水)~2月11日(月)までとなっております。
詳しいことについては公式HPをご覧ください。
あと、GR公式ブログでも最新情報を確認することができます。
余談:帰り道にGRでスナップ
先生方の作品に触発されて、帰り道にGRでスナップ写真を撮りました。
お目汚しで恐縮ですが、いくつか載せたいと思います(どれもjpeg撮って出し)。
今、GRは新型開発が発表されるなど、とてもアツいです。
今後もGRから目が離せません。
※この記事で使用している写真はすべてGRで撮ったものです。
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三溪園~みなとみらいフォトウォーク|X-Pro2 × GR
写真クラブメンバーとまったりフォトウォーク
僕が指導している写真クラブのメンバーとともに、横浜にある三溪園に行ってきました。
お目当ては、ズバリ紅葉です。
三溪園には、朝の10時前には到着したのですが、すでに多くの来場者でいっぱいでした。
中には和装や結婚式の前撮り、七五三の撮影で来られている方もいらっしゃいました。
入園後、まずまっさきに向かったのが三溪園茶寮です。
「花より団子」ならぬ「紅葉より団子」です。
甘酒も一緒に飲んで、冷えた体を温めます。
さて、体が温まったらいよいよ紅葉を撮りに奥へ進みます。
ですが、あまりきれいに紅葉しているところが見当たりません。
どうも今年は、寒暖差の激しい日がつづいたせいで、きれいに紅葉している木が少ないそうです。
それでもなんとかわずかに紅葉しているところを狙って撮ります。
ここではメンバーに、ホワイトバランスを調整すると紅葉がきれいに撮れることと、場面に応じてハイキーやアンダーで撮るといいことをアドバイスしました。
中でも内苑にある「旧天瑞寺寿塔覆堂」のイチョウは落葉していて、大変きれいでした。
またこの季節は、普段公開されていない「聴秋閣」が公開されており、紅葉とセットで大変美しい・・・となっているはずだったのですが、この日はまだまだ紅葉が進んでおらず、少し残念でした。
あと園内には、ちょっとした廃墟っぽいところもあっておもしろかったです。
園内の茶屋「待春軒」でランチ後、一通り撮り終えたということで、バスに乗って今度は山下公園へ。
ここでは、イチョウ並木や園内のバラを各々好きなように撮っていました。
僕は園内で過ごす人たちのスナップを撮りました。
夕方になり一時解散としまして、そのあと有志でみなとみらいの夜景を撮りに行きました。
ここでは、多重露光で撮ると幻想的な写真が撮れることをアドバイスしました。
この日はとても寒かったのですが、みんなで写真を撮りに行くとそんなことも忘れるくらい楽しかったです。
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あのDOWNLOAD FESTIVALが日本にやって来るけど・・・
DOWNLOAD FESTIVALとは?
DOWNLOAD FESTIVALは、2003年よりイギリスを中心に開催されている海外の野外音楽フェスティバルで、毎年のラインナップは主にHR/HMバンド中心に構成されていて、メタラーにとって垂涎もののフェスです。
過去のヘッドライナーを見ますと・・・
などなど、超大物が名前を連ねています。
日本版DOWNLOAD FESTIVALの第1弾ラインナップは?
現在、公表されている第1弾ラインナップは以下のとおりです。
- Ozzy Osbourne
- Slayer
- Arch Enemy
- Anthrax
- Halestorm
第1弾ラインナップ発表! | Download Festival Japan
正直なところ、これじゃあ今までのLOUDPARKと同じ・・・と思ってしまいました。
このラインナップでは行かないかな・・・日程的にもちょっと厳しそうですし・・・。
願わくば、海外のラインナップ引けを取らないようにしてほしいです。
DOWNLOAD FESTIVALだからこそ、あまり来日しないようなバンドが見てみたいです。
個人的に来てほしいバンド
最近のアルバムリリースと来日状況を踏まえて、以下のバンド(順不同)にぜひ来日して欲しいです。
- All That Remains
- Otep
- Between the Buried and Me
- Born of Osiris
- Bring Me the Horizon
- Static-X
最後のStatic-Xは2014年にフロントマンのウェイン・スタティクが急逝し、もはや活動は絶望的かと思っていたのですが、今年2018年にオリジナルメンバーが再集結し復活、そして2019年春にニューアルバム『Project Regeneration』がリリースされる予定です。
また『Project Regeneration』のティーザー映像が公開されていますので、こちらもチェックしてみてください。
Static X Official "Project Regeneration" Teaser
最後は Static-Xの話になってしまいましたが、とにかく第2弾の発表が気になります。
ヴィクティム・オブ・ザ・ニュー・ディジーズ【CD(日本語解説書封入/歌詞対訳付)】
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夜スナップ | RICOH GR
GRで夜スナップ
通勤カバンの中にいつも忍ばせているのがRICOH GRです。
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GRが「究極のスナップシューター」と言われるだけあって、今この瞬間に撮りたいと思ったときに、サッと取り出して撮ることができて大変便利です。
しかも、APS-Cの大きなセンサーを搭載しているので、大変きれいな写真を撮ることができます。
本当にいつもお世話になっております。
これまで仕事からの帰り道に撮った作品をいくつか紹介したいと思います。
そういえば、フォトキナ2018で「RICOH GR III」が参考出品されました。
※発売は2019年春を予定。
注目すべき点は、レンズとイメージセンサー、画像処理エンジンなどが一新されることと、手ぶれ補正(3軸)が搭載されることでしょう。
個人的には、この手ぶれ補正がON・OFFできると大変ありがたいです。
なぜなら、スナップにおいて「ブレ」は一種の表現だからです。
もし手ぶれ補正がON・OFFできないとなると、買い換えずにこのまま初代GRを使い続けようかなと思っています。
とにかく、「RICOH GR III」の発売が楽しみです。
小さな子供の撮影に最適なXマウント単焦点レンズ|XF16mmF1.4 R WR
1年間使用してみた感想
1年前に、小さな子供を撮るためのXマウントレンズとして、XF16mmF1.4 R WRについて書きました。
この記事では、XF16mmF1.4 R WRを旅行に持っていって使用した結果、大満足だと書きました。
そして、それから約1年間使用しましたが、その満足感はいまだに変わらないどころか、より大きくなっていきます。
もう一度言います。
小さな子供を撮るレンズとして、このXF16mmF1.4 R WRは非常におススメです。
その理由は、以下の2点にまとめてみました。
・想像以上に寄れる
・非常に高い描写力
まず、「想像以上に寄れる」について。
これは小さな子供を撮るための必要条件です。
なぜなら、親と一緒にいるときの小さな子供の行動範囲は、大体において親から半径1mくらいだからです。
まあ、親から駆け出してしまうときもありますが、そういう時は逆に親が子供を追いかけて近づくことが多いと思います。
つまり、被写体との距離が近い上に、子供の成長を記録する上で必要な「いつ」「どこで」「何をしたか」といった情報を写真に詰め込むことが多いので、このXF16mmF1.4 R WRのように「広角」かつ「寄れる」レンズは重宝します。
また、「ボーネルンド」や「アンパンマンこどもミュージアム」を代表される室内テーマパークのように、狭く暗い場所での撮影ではその本領が発揮されます。
次の写真をご覧ください。
これは「アンパンマンこどもミュージアム」内にあるアンパンマン号の内部で撮ったものです。
アンパンマン号の内部は暗い上にとても狭く、隣に座っている子供とは肩が触れ合うほどですが、このレンズのおかげで至近距離からでもピントを合わせて撮ることができました。
そして「非常に高い描写力」について。
このレンズは、F1.4という非常に明るいレンズで、解放からとても高い描写力を見せてくれます。
そして、ボケも美しいです。
開放で撮っていて、その描写力の高さにゾクゾクすることがあります。
また、F5.6くらいまで絞るときりっとした描写となり、その解像力には唸らされます。
子供との貴重な思い出を残すには、やっぱり高い描写力のレンズで撮るのがいいと思います。
XF23mmF2 R WRと比較して
子供と出かけるときに、以前はXF23mmF2 R WRと一緒に撮っていたのですが、今ではこのXF16mmF1.4 R WRの1本だけで撮影しています。
XF23mmF2 R WRと比較して、XF16mmF1.4 R WRの方が重く、またAFはやや遅いです。
しかしながら、XF23mmF2 R WRで撮った写真を見ると、XF16mmF1.4 R WRで撮ったような感動がないように思えます。
またXF23mmF2 R WRは、換算35mmと使いやすい画角ではありますが、XF16mmF1.4 R WRのように寄れない…。
そういうことから、僕はXF16mmF1.4 R WRでほとんど子供を撮っています。
最後に、AFが遅いと書きましたが、あくまでもXマウントレンズの中でトップクラスのAFの速さを持つXF23mmF2 R WRとの比較においての話であって、むしろ早い方だと思っています。
僕はXF16mmF1.4 R WRのAFでストレスを感じたことはありません。
作例
前回の記事ではあまり作例を載せることができなかったので、いくつか載せたいと思います。
おわりに
子供の小さくてかわいい時期はあっという間に過ぎてしまいます。
だからこそ、ズームレンズではなくなるべく描写力の高い単焦点で撮る方がいいと僕は思います。
確かにズームレンズ(特にキットレンズ)があれば子供の撮影は楽ですが、後でその写真を見返すときに、単焦点で撮ったときのような感動はほとんどありません。
そしてこのXF16mmF1.4 R WRは、間違いなく感動を与えることのできる一本です。
Xユーザーで小さな子供がいらっしゃる方、必見です。
<番外編> XF16mmF1.4 R WRでスナップとポートレート
ちなみに、XF16mmF1.4 R WRで新宿をスナップした記事とスタジオでコスプレ撮影した記事もあるので、ぜひこちらもご覧いただければ幸いです。