パワハラから始まったフォトライフ<その4>
OLYMPUSからFUJIFILMへ
(前回からの続き)
ちょうど僕がOM-D E-M1を購入したときに、知り合いの方でFUJIFILMのX-T1を購入した人がいました。
その時はX-T1にXF16-55mmF2.8 R LM WRをつけていたので、何だかミラーレスカメラなのにずいぶんと大きくて重そうだな、と思ったくらいでした。
しばらくして、その方はX-T1からX-T2に買い替え、それで撮った写真をいくつか見せていただきました。
衝撃でした。
それは息をのむような美しい写真でした。
その写真は朝方の暗い空港の写真だったのですが、ノイズもなくクリアで、鮮明だった。
驚くことに、ISO3200で撮ったと言うのです。
それから僕は、OM-D E-M1 MarkⅡに落胆していたということもあって、真剣にFUJIFILMへの移行を検討しました。
購入を検討したのはX-T2とX-Pro2です。
FUJIFILM ミラーレス一眼 X-T2 ボディ X-T2-B
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まず、OM-D E-M1(初代)を購入したときの条件はクリア。
X-T2及びX-Pro2はともに防塵・防滴仕様。
加えてフジノンレンズ群はどれも魅力的だったし、サードパーティにはカールツァイスのレンズもあります。
そして、がんばればアダプターを使用してMマウントレンズも使用できます。
また、X-T2及びX-Pro2はともに文句なしにかっこいいです。
それから、X-T2またはX-Pro2のどちらかに絞ることにしました。
X-T2とX-Pro2の違いは以下のとおり
違い①:X-Pro2のみ「アドバンストハイブリッドマルチビューファインダー」を採用
違い②:X-T2のみ背面の液晶パネルが可動
違い③:X-T2のみ4K動画撮影可能
違い④:連射性能はX-T2の方が上
こうして比較してみると、X-T2の方がいいように見えます。
しかし、僕はレンジファインダースタイルのX-Pro2に惚れ込んでしまいました。
また、FUJIFILM公式ホームページのコンテンツ「X Stories」で、実際にX-Pro2を使用しているプロカメラマンの感想を読んでますます惚れ込んでしまいました。
これらの記事を読んで、X-Pro2はスナップやポートレート撮影において優位性を有しているように思えました。
以上から、僕の場合スナップやポートレート撮影が主であるため、X-Pro2を購入することに決定しました。
奥が深いフジノンレンズ
次にレンズです。
OM-D E-M1のときは、常にLEICA DG SUMMILUX 25mm/F1.4をつけっぱなしにしていました。
この単焦点レンズを購入してからあまりズームレンズは使用しなくなりました。
とは言うものの、フィールド撮影時において広角で撮りたい場合はズームレンズを使用しました。
また、次のレンズ購入候補にLEICA DG NOCTICRON 42.5mm/F1.2 を挙げて、真剣に購入の検討をしていました。
こうした経緯から、16mm(換算24mm)、23mm(換算34.5mm)、35mm(換算52.5mm)、56mm(換算84mm)の4本を購入の対象としました。
23mm及び35mmは、迷った挙句、スナップ撮影のためにf2シリーズにすることにしたのです。
しかしながら全て中古で、しかもOM-D E-M1とその他レンズを下取りに出したとしても、相当に高額です。
予算も含めて検討し、今回はXF16mm F1.4 R WRとXF56mmF1.2 Rの購入を見送りました。