その瞬間を逃さないカメラ|GRⅢレビュー
GRⅢを購入しました
本来はX-Pro3に使うはずだった貯金を、古くなったGR(無印)を更新する目的で使いました。
なぜX-Pro3の購入を見送ったのかについては下記の記事をご覧ください。
正確に言うと、貯金とあわせてGRとXF23mm F2 R WRを下取りに出して買いました。
XF23mm F2 R WRを手放した理由は、画角が自分に合わなかったことが一番の理由です(どうも35mmは相性が悪いらしい)。
それでは実際に使ってみて気がついた良い点と悪い点を上げていきたいと思います。
GRⅢの良い点(主にGRと比較して)
- 解像感が向上している
- 液晶がきれいになった
- 起動時間が早い
- AFが格段に早くなった
- 手ぶれ補正が大変役に立つ
- 顔検出AFもなかなか使える
- すごくコンパクトになった
GRⅢの悪い点(主にGRと比較して)
- バッテリーの持ちが話にならないくらい酷すぎる
- バッテリーが心配になるくらい放熱する
- 暗所でのAFは改善したものの、やはり実用には程遠い
- 意図しないでコントロールダイヤルを回してしまうことがよくある
- シャッターボタンが少し硬くなった(気のせい?)
- この値段で4K非対応(スチールメインなら気にしない?)
本当に、出てくる画はGRよりもすごくきれいになりました。
また、手ぶれ補正も思っていたよりも強力で、夜のスナップに重宝しています。
確実にGRよりも進化していますが、唯一退化したのがバッテリーの持ちです。
これはもうお話にならないくらい酷すぎます。
これまでGRでは1度充電すれば2~3日は使えたのですが、GRⅢは同じ使い方で3~4時間持たないくらいです。
これには大きく落胆しました。
GRⅢは買うべきか?
はっきり言えば、初めてカメラを買う人にはおススメしません。
この値段(この記事を書いている時点の最安値は約95,000円)であれば、中古で中級ミラーレス機ボディが買えてしまいます(あとはレンズ代をがんばる)。
一方で、スナップをメインで撮る人と、トリミングや加工に耐えうる写真が撮れるサブ機を探している人にはおススメだと思います。
ただ、この値段なんですよね・・・。
おおむね満足しているのですが、値段相応かと言われると少し微妙かもしれません。
個人的には、8~7万円台まで下がってから買ってもいいような気がします。
最後に、いくつか作例をご紹介します。
<GRⅢ:作例集>
※すべてPhotoshop加工済み
RICOH デジタルカメラ GRIII GRIII APS-CサイズCMOSセンサー リコー GR3 15041
- 出版社/メーカー: リコー
- 発売日: 2019/03/15
- メディア: Camera
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