栄冠は誰の手に?~ノーベル文学賞、今夜決まる~
先日、今年のノーベル文学賞の受賞者を予想した記事を書いた。
その記事では、今年は「イスマイル・カダレかデイヴィッド・マルーフだろう」と予想した。
では、度々ニュースで取り上げられるイギリスの大手ブックメーカー「ラドブロークス」ではどのような予想になっているのだろうか?
1位はグギ・ワ・ジオンゴ氏、2位は…
今日の15時の時点で見てみると、以下の人気順となっていた。
1位 グギ・ワ・ジオンゴ
2位 村上春樹
3位 マーガレット・アトウッド
4位 閻 連科/高銀
6位 アモス・オズ/クラウディオ・マグリス/ハビエル・マリアス
9位 アドニアス
10位 ドン・デリーロ
注目の村上春樹は2位と人気。
個人的には、村上春樹が受賞となれば非常にうれしい。
あと、4位に閻 連科が入っていることに驚きだ。
2012年に同郷の中国出身である莫言が受賞しているので、今年受賞できるかどうか分からないが、あと数年後には受賞できると思っている。
予想した2人はいったい何位だったのか?
さて、予想したイスマイル・カダレとデイヴィッド・マルーフの人気順は以下のとおり。
12位 イスマイル・カダレ
44位 デイヴィッド・マルーフ
両者とも微妙な立ち位置だ。
それよりも、3位のマーガレット・アトウッドと10位のドン・デリーロは、かなり可能性が低いと思う。
理由は以下のとおり。
マーガレット・アトウッドは、確かに今年フランツ・カフカ賞とドイツ出版協会平和賞を受賞して勢いはあるが、すでに同郷のカナダ出身のアリス・マンローが2013年に受賞した。
またドン・デリーロは、去年同じ出身国であるボブ・ディランが受賞している。
よって、この2人はほぼ今年は受賞しないとみていいだろう。
まあ、あくまでもこれは人気順なので。
ということで、今夜ついに発表となるが、果たして栄冠は誰の手に?!